GOM Encoder

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インテル クイック・シンク・ビデオ

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H.264への変換を行う場合に、Sandy Bridge(第2世代のIntel Core i3、Core i5、Core i7)のCPUを搭載したPCで、Intel HD Graphics 2000/3000を使用できる環境であれば、インテルクイック・シンク・ビデオが選択できます。
これは変換速度を上げるためのオプションのひとつです。

インテル クイック・シンク・ビデオとは

クイック・シンク・ビデオは、エンコードとデコードを行う際に、CPUに内蔵のグラフィック機能を利用する技術です。これまでソフトウェアで処理していたエンコードとデコードの過程を CPU内部で処理することにより、処理速度が向上します。
GOM Encoderでは、x264と比べ、1.2倍から2倍以上、速度が向上することを検証によって確認しております。

インテル公式サイトのクイック・シンク・ビデオについての記事はこちらをご覧ください。

動作環境

下記1から3のすべての条件を満たしている場合、GOM Encoderでクイック・シンク・ビデオ機能を使用できるようになります。

  1. 第2世代のIntel Core i3、Core i5、Core i7(通称 Sandy Bridge)およびIvy Bridge
    • Intel Core i3、Core i5、Core i7の2000番台(i3-2100、i5-2500K、i7-2860QMなど)以上
  2. CPU内蔵のグラフィック機能を使用できるマザーボードのチップセット
    • H61, H67, Z68
      (P67では動作しません。)
  3. Intel HD Graphics 2000/3000/4000
    • グラフィックボードを使用している場合、動作しません。
    • 切り替え可能なZ68ではグラフィックモードをCPU内蔵に設定することにより、動作します。
  • 対応している場合
    クイック・シンク・ビデオ対応環境
  • 対応していない場合
    クイック・シンク・ビデオ非対応環境

操作方法

  1. GOM Encoderを起動し、変換したいファイルをリストに追加する
    GOM Encoderを起動し、変換したいファイルをリストに追加する

  2. [オプション]をクリックする
  3. GOM Encoderを起動し、変換したいファイルをリストに追加する

  4. H.264/AVCの出力設定を行う
    設定方法はいくつかあります。
    • [プリセット設定]をクリックし、[PlayStation Vita High]や[iPad 2 High Quality 16:9 [AVC]]など、プリセット説明欄に[ビデオコーデック : avc1]と表記されたプリセットを選択する。 プリセットでH.264/AVC設定

    • [出力設定]をクリックし、[出力設定]タブを開き、[形式]が[MP4]の場合、[コーデック]タブのコーデック設定部分で[MPEG-4 AVC/H.264]を選択、[AVI]の場合は[ITU-H.264 Video(AVC)]を選択する。
      MP4のH.264/AVC設定

      AVIのH.264/AVC設定

  5. [コーデック]タブを開き、コーデック設定で[インテル クイック・シンク・ビデオ]を選択し、[OK]を押す
    クイック・シンク・ビデオ設定

  6. メイン画面で[開始]ボタンを押して変換を開始する

速度と画質について

速度比較

下記の検証環境にて、4つのファイルをIntel H.264コーデック、x264コーデック、クイック・シンク・ビデオの3つを利用して、4つの入力ファイルを同時に変換(マルチエンコード)した場合と、1つずつ変換した場合の速度を計測しました。
【検証環境】

  • Intel(R) Core(TM) i7-2600 CPU @ 3.40GHz
  • Z68チップセット
  • Intel HD Graphics 2000
  • Microsoft Windows 7(64bit)

【入力ファイル】

  • WMV(704x396 / WMV9 29.97fps / WMA9.1 Professional 48kHz 2ch 253kbs / 25分36秒)
  • MP4(1920x1080 / H.264 29.97fps / AAC 44.1kHz / 5分26秒)
  • MKV(1280x720 / H.264 23.98fps / Vorbis 48kHz / 23分59秒)
  • AVI(1280x720 / DivX 6 29.97fps / MP3 48kHz / 21分42秒)

【出力設定】

  • iPad 2 High Quality 16:9 [AVC]
  • PlayStation Vita High

【結果】
クイック・シンク・ビデオを使用した場合、x264の1.2倍から2.0倍、Intel H.264の5.9倍もの変換速度が出ることが確認できました。

スピード比較

画質比較

速度比較と同一の環境にて、Intel H.264コーデック、x264コーデック、クイック・シンク・ビデオの3つを利用して、MP4ファイル(1920x1080)を下記の出力設定で変換し、出力後の画質を比較しました。
※出力設定はプリセット[PlayStation Vita High]を使用し、ビットレートのみ[1PASS-CBR]1024kbpsに変更。

【変換後のファイルを切り取り】
Intel H.264
H.264画質
x264
x264画質
クイック・シンク・ビデオ
クイック・シンク・ビデオ画質
【拡大】
Intel H.264
H.264画質
x264
x264画質
クイック・シンク・ビデオ
クイック・シンク・ビデオ画質

結論

拡大してみると、他のコーデック使用時に比べ、クイック・シンク・ビデオを使用した場合に、エッジがややシャープでないことを認識できますが、スマートフォン、PSP、WALKMAN等の視聴ではほとんどわからない程度です。大画面での視聴ではなく、主にこれらの携帯型端末での再生を目的とする場合には、クイック・シンク・ビデオがおすすめです。
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